東日本大震災の半年後のこと。
知人に誘われ、自然豊かな土地のギャラリーに移住したことがあります。
たった二ヶ月ですが、そこでの生活のお陰で、私は野菜と種の重要性を知り世の中の仕組みを知るきっかけとなりました。
種の種類が健康に直結し、大げさに言えば世界にも影響を及ぼします。
それまで野菜に関してはヘルシーなイメージしかなく、どのようなルールでどのように作られているのか考えたこともなかったのですが、この期間に野菜に関する色んな側面を知ったのです。
種の種類
当時私は、有機野菜は農薬を使っていない野菜だと思っていましたが、実は無農薬ではなく減農薬のこと。
種には幾つかの種類があること。
ある日、偶然にも種の無料セミナーの案内がポストに入っていたので参加。
セミナーでは、この3つの種の違いを学びました。
*品種改良(F1)
*遺伝子組み換え種子(GM)
*固定種や在来種(以下、在来種)
それぞれの種の特徴は、次の通りです。
品種改良・F1
F 1 とはざっくり言うと、一回しか収穫できない種のこと。つまり、子孫を残せない種で、知らない方もいるのではないかと思います。
スーパーなどで売られている野菜はほぼ全てF1種。
野菜の種って毎回収穫してるのでは?
実は私たちは、種のできない一代限りの野菜を食べているので、人間もそうではないか?という説もあり。
以下は2016年の記事ですが、種について大事なことを伝えています。
https://nextwisdom.org/article/1156/
遺伝子組み換え種子(GM)
殆どの方はご存知で、原材料名のところに「遺伝子組換えではない」と記載があるのを見た方もいると思います。
遺伝子組換えの何が問題なのか。
簡単に言うと、安全性が分かっていなく、危険性があります。
2008年、「モンサントの不自然な食べ物」という映画が公開されました。
実験で、遺伝子組換え種子を毎日食べさせられたハツカネズミは、体型が変わるほどたくさんの腫瘍が出来ていました。
その動画は今はありませんが、かなり危険性が伺えます。こういう意義のある映画が、大手で上映されないのがとても残念です。
モンサントは遺伝子組換え種子の世界シェア90%を占めている大企業でしたが、2018年、バイエル社に買収されています。
そしてバイエル社が2024年、遺伝子組み換え種子の健康被害に関する訴訟問題で大変なことになっているようです。
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